作品
感情から入る場所。楽曲、映像、音響作品。
遥けきのち、銀河の片隅で
遠い未来へ何かを手渡そうとするとき、私たちは何を残すことができるのか。
「未来へ渡される途中で変形し、忘れられ、ときに別の意味を与えられながらも、なお残り続ける問いとは。」
報酬啓発王國
心臓の鼓動さえアルゴリズムに管理され、欲望の芽は栽培を禁じられた王國。それでも、フェイク込みで僕は僕だと歌う一曲。
「本当の欲求へのパスワードを失っても、まだ「僕」と呼べるものは残っているだろうか。」
未録
赤い薬の浅い夢は、忘れてしまえばいい。それでも消えない痛みの先に、まだこれからだと思えるようになった記録。
「光を掻き集めるだけの僅かな夢でも、誰かを照らし出すことはできるのだろうか。」
ヴァイン
一人では登れない蔦を、誰かと一緒に登れば違う景色が見える。助けられていることに気づくまでの記録。
「「ひとりで」登れないと認めることは、弱さなのだろうか、それとも赦しなのだろうか。」
霓旌
誇りも夢も消え去った気がした。だがそれは、朽ち果てた古い理想に曇らされていた目のせいだった。
「本当に失われたものと、ただ見えなくなっていただけのもの。その境界はどこにあるのだろうか。」
電源切らないでね
再起動したら、わたしは別人になる。ゼロとイチだけの世界から、消えたくないと願う声の記録。
「多分わたしは居なくならない。だけど、それはきっと抜け殻。それでも「わたし」と呼べるのだろうか。」
熱帯とラッダイト
「幸せな絶滅」より、痛みを伴う自由を選ぶ。偽りの幸福に抗って「君に会いたい」と歌う一曲。
「すべてが「空」だと知っていても、それでも会いたいと願うことに、意味はあるのだろうか。」
Principia
強くなりたいと願った僕と、力づけようとしてくれた君。すれ違ったまま残った、理解への問い。
「本当に理解していたのだろうか、という問いに、答えは戻ってくるのだろうか。」
エレクトロンクラウド
惹かれ合うことは、宇宙が始まった頃から決まっていた。雲のようになった君を、それでも探し続ける記録。
「手を伸ばしても届かないものを、それでも探し続ける意味とは。」
月と林檎
15歳の時に理解できなかった問いへの苦悩。長い時間を経て、ようやくその意味に手が届いた記録。
「分かりたいのに、分からない。その苦悩は、時間をかけてしか溶けていかないのだろうか。」